九重 自然保護活動 (野焼き/山道・植生整備/外来種駆除などを行っています)

〔2021年10月2日(土)九重・坊ガツル 輪地切り〕

輪地切りとは:翌年の春行う坊ガツル湿原地帯の野焼きが周辺に延焼しないよう湿原地帯周辺の草を刈る作業

8時20分やまなみ牧場にボランティア約140人が集合。今回もコロナ禍での作業のため、挨拶、注意事項等が省かれ、

各自が受付後今年も五班に分かれてガツルへ出発。

坊ガツルの天気は曇一つない快晴。気温は25度程。風は無いが爽やかな日差しを浴びながらの作業となりました。

今回も第一班(法華院温泉山荘手前の橋から坊ガツル入り口周辺まで)での作業。

水分補給をこまめに取りながら熱中症にかからないよう注意して作業を開始。

草刈り機で刈った草の中に秋リンドウや山らっきょうの花が落ちていたので拾い集めた(作業後小屋の花瓶に入れみんなで鑑賞)

いつもより少ない人数のせいか、熊手などの道具の数が少なく、手で草寄せ作業をすることになりました。

作業は約2時間ほどで目的範囲の場所を刈り、乾きやすいように草を寄せ集めることが出来ました。

作業は12時頃無事問題なく終了。

リーダーへあせび小屋の作業するため撤収許可を貰い、九電ロゴ入りの青いベストを返却して小屋へ移動。

作業をした皆様、お疲れ様でした!

次は10/16予定の輪地焼きを行う予定です。

 〔2021年3月27日(土)九重・坊ガツル 野焼き

今年の参加希望者は200名ほどありましたが、コロナ禍の関係で昨年の輪地焼き申込者優先で100名に絞られました。

8時20分やまなみ牧場に集合。簡単な説明のあと坊ガツル目指して出発。(天気は三週間ぶり晴れ/温度14度)

坊ガツルは薄曇りで少々冷たい風が吹いていました。各班(全5班)に分かれ所定の場所に移動、私達第1班(27名)は所定の場所で合図あるまで待機。

10時過ぎよりリーダーが風下から火付け開始、風が少し強いため火の回りが速いように感じた。

枯草の燃え具合を確認しながら、延焼になりそうな炎の枯草にジェットシューターで水をかけながら進すむ。

昨年夏の大雨の影響で湿原地帯へ土砂が大量に流入してるため、枯草を燃やすスペースが若干少なくなっているようだった。

作業は燃やすスペースの減少と強風の関係で約1時間で完了。マンサクは満開、鶯のさえずりが時々響き山の春を満喫!

作業は今回も事故無く無事終了しました。

作業の皆さんお疲れ様でした!

最近は昼御飯も食べず、早春の坊ガツルをゆっくり味わうこともなく下山。ちょっと寂しい作業でした。

 

〔2020年10月3日(土)九重・坊ガツル 輪地焼き〕

雨の影響で二回の順延となり、三度目の正直となる。

8時20分やまなみ牧場に集合して受付を済ませ、早め坊ガツル目指して出発。今回のボランティアは約140人。

会からの参加者は3名。第一班に所属し22名が9時半ごろ坊ガツルの大岩に集合。風は無く気温は22~3度と作業するには

ちょうど良い感じ。枯れ草は夜露で表面が濡れているが時間と共に乾きそうである。作業は大岩を基点に左右に別れて開始。

7月の大雨の影響で、土砂が大量に湿原地帯に流れ込んでいる為、枯れ草が少なく例年に比べると燃え方が小ぶりに感じた。

秋リンドウが草の合間ならぬ、土砂の上に可憐に咲いていたのが印象的。又、坊ガツルキャンプサイトへ渡る橋手前の標識が、

7月の大雨と土砂で倒れ埋もれていたのを見て雨の凄まじさをまざまざと見せつけられた。

火を付ける前の枯れ草を燃え易いように熊手で起こしながら前進、後方に火付け役、消化役の人が続き、振り替えるとあちこちから白い煙が上がりだす。約2時間程で作業は完了。今回も無事問題なく終わることが出来ました。

作業完了後の点呼を終わった後、大雨で被災したあせび小屋へ向かい、既に作業中の他メンバーと合流して昼食後、復旧作業を

行った。

〔2020年8月22日(土)九重・坊ガツル 輪地切り〕

輪地切りとは:翌年の春行う坊ガツル湿原地帯の野焼きが周辺に延焼しないよう湿原地帯周辺の草を刈る作業

8時20分やまなみ牧場にボランティア約150人が集合。今年はコロナ禍での作業のため、挨拶、注意事項等が省かれ、

各自が受付後今年も五班に分かれてガツルへ出発。

坊ガツルの天気は快晴。気温は27度程。ですが、風が無く日差しが強い為に暑く感じました。水分補給をこまめにして

熱中症に掛からないように注意が必要でした。今回はあせび小屋の復旧作業を輪地切り後にするため、小屋に一番近い

第一班(法華院温泉山荘手前の橋からあせび小屋下周辺の湿地帯周辺)に配置をお願いしました。作業は草刈り、草集めを

しました。作業が始まると長閑だった坊ガツル一帯に草刈り機のエンジン音が響き渡り、鳥のさえずりとエンジン音の協奏

となり、賑やかな坊ガツルとなりました。第四班の一部を加勢したため時間がいつもより長くかかってしまい、かなりハード

な作業とった。作業は12時半にどうにか無事終了。

九電みらい財団スタッフへあせび小屋の作業するため撤収許可を貰い、坊ガツルキャンプサイトで全員での昼食や記念撮影は

パスして小屋へ移動。

今回から?お茶やお弁当の配給が無くなり、自分で準備した弁当を持って小屋へ行くと、既に会メンバーや支援メンバーが

小屋の復旧作業をしていた。昼食後復旧作業に参加して16時前に下山。お疲れ様でした!

次は9月に輪地切りした枯れ草を焼く輪地焼きを行う予定です。

 〔2020年4月4日(土)九重・坊ガツル 野焼き

今年はコロナWの影響に伴い、九電不参加となり急遽地元有志の皆さんのみでの作業となりました。

会は参加しないため、見学で坊ガツルを訪れました。

天気は快晴!風もほとんど無く、野焼きに適したさわやかな感じでした。

作業人員は通常の3分の1ほどでしたが、手際がとても良く野焼きの進み具合が例年になく早いように感じました。

約1時間半ほどで事故も無く無事終了したようでした。作業の皆さんお疲れ様でした!

 

〔2019年11月2日(土)平治岳ミヤマキリシマ植生保護作業〕

今年も連休初日秋らしい爽やかな晴天に恵まれた。今回は約80名の方が参加。

大船林道終点で点呼をおこなった後、ヘルメットと駆除作業用の工具を各自持って坊がつる経由で平治岳目指し出発。途中一石運動として両手に石を拾い、ぬかるんだ所に石を撒いた。今年は一週間前まで日中の気温が高かったからか!?、紅葉が麓から山頂中腹までの長い距離、沢山の紅葉を堪能することが出来た。

大戸越に到着後、4班に分かれて平治岳南斜面へ移動。ミヤマキリシマの植生に影響を及ぼしそうなウツギの木を約2時間かけ駆除作業を実施。毎度成長が早いウツギ駆除は大変である。作業後、大戸越に全員集まり昼食。食後全員で記念写真(数台のカメラとドローンで撮影)を取って13時半に下山開始、14時半坊がつるに到着。既にカラフルなテントが約50張り花咲いていた。

 

〔2019年9月16日(月)九重・坊ガツル 輪地焼き〕

当初9月7日でしたが、台風の影響でこの日に順延。今回はあせび小屋合宿と重なり、前日からあせび小屋に泊まり、朝9時半ごろに第一班として坊ガツルの大岩に集合。昨夜雨が降ったので枯れ草が燃えるか少々不安!空気が清々しい中、約30名の点呼がとられ作業道具のバーナー、シューター、熊手、叩き棒のひとつを持ち、作業を開始。前半は枯れ草をおこして火がつきやすいようにするが、中々燃え広がらず煙だけが一面を覆い煙たい中、何度も火おこし作業を繰り返す苦戦を強いられた。

作業に時間が掛かっているため、12時前に各作業場で昼食を取る。食後後半の作業に取り掛かる。枯れ草の湿りが乾いてきたのか、火の広がりが良くなり作業が捗るようになった。13時ごろ事故も無く無事作業は終了。結果予定通り輪地焼きが出来ました。

お花は黄色のオタカラコウのみ目を引き、秋リンドウは気づかなかった。

〔2019年8月19日(月)福大生による山道整備&伐採木々処分のボランティア支援〕

法華院温泉山荘と福大(先生、生徒合わせて百数名)コラボによる坊がつる周辺の整備作業を指導支援。

朝から小雨降る中、法華院温泉山荘の前庭に集合。学生の皆さんに作業手順や注意事項の説明おこなった後、数グループに分かれて立中山に向かう山道に各自小石を持ち、山道途中の泥濘などに撒きながら立中山まで登山。

立中山頂上では昨年伐採した木々の残骸を、各自持てる量を紐で結び山荘へ持ち帰る作業を指導。

(指導内容:安全確認、木々カット、紐結、下山時の注意事項)。

〔2019年8月17日(土)九重・坊ガツル 輪地切り〕

来年の春行う坊ガツル湿原地帯の野焼きが延焼しないように湿原地帯周辺の草を刈る作業をおこないました。

8時半に九電を中心とした多数のボランティアが約150名やまなみ牧場へ集合、点呼や注意事項の確認をおこなった後、五班に分かれて坊ガツルへ出発。坊ガツルの天気は晴れのち曇りで時折吹く風が心地よい。今回は1斑で、作業場所は法華院温泉山荘前の橋手前の下流から坊ガツルキャンプ場へ渡る橋までの湿地帯周辺の草を刈りしました。作業中はほぼ曇りで爽やかな風を浴びながらおこない、12時過ぎに無事終了。全員坊ガツルキャンプサイトに移動して、九電が準備したお弁当とお茶を受取り昼食。昼食後、全員で記念撮影。(今回はカメラだけでなくドローンでの撮影あり、初めて空に向かってポーズを取る)

〔2019年3月16日(土)九重・坊ガツル 野焼き〕

今年は前日に降った雪の影響のため、作業開催の決断がぎりぎりとなり、判断の難しさを感じた。

朝いつもの「やまなみ牧場」に集合。全参加人数は150人程度。

開始の予定が枯れ草の乾き具合を考慮して、3時間半~4時間遅れの13時半から開始。天気は午前曇り/晴れ、午後晴れ。

メンバーは1班6人(法華院山荘とあせび小屋前周辺)と5班2人(林道ゲート管理)に分れて参加。坊がつるの一部下草が雪化粧のなか、各班が所定の位置につき作業を開始。風がやや強く風下側から点火を開始。火を付ける人、後ろから延焼を防ぐためのシューターで水をかける人、ハタキ等?火を叩いて消す人が、作業範囲の中を炎に巻き込まれないよう慎重に実施。

作業は15時半(約2時間)に事故も無く無事完了。 焼け跡から新しい芽吹きが出て来ると、春はすぐそこです!!

因みに、野焼き作業を見学するひとや白黒?カメラマンらが周囲に30名ほど集まっていた。